『マイ・インターン』を観た

連休初日の夜更かしにAmazonプライムビデオで『マイ・インターン』（2015）を観た。映画の存在は知っていたが、今まで観たことがなかった。暗い気持ちにならずに軽く観られるかなと思い、観てみた。

アン・ハサウェイが出演している映画は、『ブロークバック・マウンテン』と『レ・ミゼラブル』しか観たことがなく、明るい演技を見たことがなかった。この映画のアン・ハサウェイはハツラツとしていてとても似合っていて素敵だった。小さい顔に大きな目が顔のほとんどを占めている。顔の余白が無い。スタイルの良さもすごい。ロバートデニーロは70歳超えているのに元気だな。ずっと第一線で活躍している。この映画の中でデニーロ色は出ていなく、穏やかな役柄のベンにしか見えなかった。演技が上手な人は誰にでもなれるんだな。

仕事も家庭も順調なアンハサウェイの会社に、長年勤めていた会社を定年退職したロバートデニーロがシニア枠でインターンでやってくる。アンハサウェイの順調だった仕事と家庭に危機が訪れて、ロバートデニーロの助言を頼りにしたりして、二人に友情が芽生える話だ。ロバートデニーロが演じているベンが火の打ちどころが無さすぎて、完璧人間すぎるのでは？と思ってしまうが、この映画はそれが正解なのだろう。アンハサウェイ演じるジュールスが外で働き、夫が専業主夫をしているのだが、夫が浮気をする。最終的に夫が浮気を自分から告白し、許してもらうのだが、ジュールスよ、優しすぎやしないか？もうちょっと痛い目合わせないとまた浮気するんじゃね？と思ってしまった。でもこの映画はその結末で正解なのだろう。最初から最後まで楽しく観られた。コメディっぽい映画も食わず嫌いせずに、これからは色々観てみようと思った。