つまらない人間

未分類

年々、自分が暗くてつまらない人間になっていっていることに気がついた。引っ越しの時に昔の職場を辞める時にもらった色紙が出てきて、みんなが書いてくれたメッセージを見て、途方にくれた。「おもちさんのように優しくて明るい人になりたいです。」「おもちさんのように仕事ができて、それでいて謙虚で。。いなくなって寂しいです。」「おもちさんがいてくれたおかげで楽しく仕事が出来ました。」色紙だから社交辞令も含まれていると思うが信じられない言葉が並んでいた。

嘘だろ?この私が?

この間、その時一緒に働いていた友達と10年振りに会うことになった。「毎日爆笑して笑い泣きしながら、シャカリキに働いてたよね〜!」という話になった。あぁ確かに毎日笑っていた記憶がある。全力投球で働いて毎日疲れて眠かったけど笑っていた。

あの頃の自分と今の自分は全く違う人物だ。

20代前半のころは周りの人に自分から話しかけに行っていたように思う。仕事場の人にも自分から色んな質問をしたりコミュニケーションをとっていたし、美容院に行けば美容師さんに「私、髪の毛剛毛で〜美容師さんのハサミ傷まないか心配ですよ〜」とか言ったり。自分の発言で和んでくれたら嬉しいとか思っていたように思う。

職を変えていく中で、自分の中では普通だと思っていたことが他の人にとっては普通ではなかったり、理不尽なことで怒られたり・・色んなことがあった。

自分の中の常識が壊れていった。仕事がうまく出来ない自分に失望もした。自分が絶対正しいなんて思っていないけど、世の中には本当に色んな考えの人がいる。

今の自分は周りの人とうまくやることを考えすぎた結果、荒波をたてないように、嫌われないようにと最低限のコミュニケーションしか取らなくなってしまった。嫌われるリスクを伴ってまでコミュニケーションを取りにいきたくない。怖がらずに何も考えずに積極的だった自分にもう一度戻ってみたいが、それは無理な話だ。

「他人を理解しなくてもいい、認めよう。」ある人が言っていた。

みんな自分の理解できない人を排除しようとする。私もそうだ。意味のわからない人は怖いし、自分が傷つきたくないから。

他人の考えを認めて、自分の考えも伝えられる人になりたい。

色紙に「その笑顔をいつまでも忘れずに!」と書いてあった。完全に忘れていたよね。哀愁。

コメント

  1. きのこ より:

    積極的にコミュニケーションをとっていた頃があったんだね。
    美容院のくだり、面白かった。
    今じゃ考えられないよ。
    私はガンガン当たって砕けろタイプで
    コミュニケーションをとることに命をかけている。
    でもね、それもそれで疲れる。
    でも体が勝手に動いてしまう。
    なぜなら、ホントに面白いよね。とか
    ○○ちゃんがいないと暗いよ。とか
    言ってくれる人がいるから。
    そんな子のために私はずっと面白い子でいたいなぁと思っている。
    最後に、ネガティブだって、暗くたって私はずっと友達だ。

    • おもち おもち より:

      きのこさん、初コメントありがとう(^^)
      そうなんです。私も積極的だった時代があったんだよ。あの時の自分はどこに行っちまったんだろう。
      当たって砕けろタイプなんだね。すごいです。私は疲れるし、傷つくのが怖くなってしまったよ。
      確かに面白いって一番の褒め言葉だよね。そう言ってくれる人のために、きのこさんは面白キャラでいようと思ってるんだね。
      ネガティブでも暗くても友達でいてくれるの!?それじゃあこのまま無理せずネガティブ突き進みます私!!!

タイトルとURLをコピーしました