25年前のエドワード・ヤン監督の遺作。これまでずっと気になっていたけれど観たことがなかった。4Kレストア版が公開されたので、柏のキネマ旬報シアターに観に行ってきた。
去年、空調設備の老朽化で閉館の危機でクラウドファンディングで支援を募っていた映画館だ。支援金は約6000万円に達して、無事に存続が決定したらしい。
初めてこの映画館に来たけれど、1950年からのキネマ旬報が棚に置いてあった。自由に読んでよくて、ちょっと感動した。調べたら、キネマ旬報は1919年(大正8年)に4人の学生によって創刊され、戦時統治によって終刊したが、戦後1946年に再建、1950年に復刊したそうだ。昔からある映画雑誌だと思っていたけれど、そんな歴史があるとは知らなかった。
復刊した1950年からのキネマ旬報が全てここに置いてあるってことか。


国立国会図書館には、復刊する前のキネマ旬報もあるのだろうか?でも国立国会図書館が開館したのは1948年だから、ないのかな?色々気になった。
映画は初回の10時上映だっからか空いていて、好きな席を選べた。こじんまりしているけど落ち着くし、今度また観たい映画があったらここに観にこようと思った。
映画はヤンヤンという男の子の家族の群像劇。ヤンヤンのおばあちゃん、お母さん、お父さん、お姉ちゃんにまつわる日常の話。3時間くらいある映画だけれど、全く長さを感じない。
引きの絵が多くて登場人物の表情が読み取れない場面があって、何故この人はこういう発言、行動をしたのか?どういう感情だったのか?
いちいち説明しないからわからない。でも映画とはそういうものなのだろう。
何であの一言でシェリーは先にチェックアウトして帰ってしまったのだろう?小学校のあの先生と生徒はできてるってこと?あの場面はどういう意図があったのだろうかと私は観終わった後もずっとこの映画のことを考えているから。


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