土曜の夕方、明日も休みだし映画観に行こうかなと急に思い立って、銀座に映画を観に行った。
急に思い立って勝手に一人で映画に行くにも誰の許可もいらない。独身子なしの私は自由なのだ。
前から気になっていた映画、ネットで席を確認したら空いていたので観に行くことにした。
製作総指揮はウォン・カーウァイ。監督はバズ・プーンピリヤ。この監督の「バットジーニアス危険な天才たち」が面白かったので今作も期待していた。期待しすぎたのかもしれない。
話の内容は、タイに暮らすウードからニューヨークでバーを経営するボスの元に電話が入る。ウードは白血病で余命宣告を受けたので、最後の頼みを聞いてほしいからタイに帰ってきてほしい、という電話が入る。ウードの頼み通りタイに帰ってきたボス。ウードはボスに元カノに返したいものがあるから一緒に行ってほしいという。元カノは一人ではなく、元カノたちに会いに行くロードムービーだ。なぜウードはボスをタイに帰ってきてほしいと行ったのかが最後にわかるのだが。。
すごくよく練られた話だし、泣いたけど。ハマらなかったなぁ。撮り方がウォン・カーウァイ節を見せているのかもしれないけれど、何だかハマっていない。チグハグな感じがした。撮り方のオシャレさと映画の内容が合っていないというか・・。なんて言ったらいいかわからんが。そんな感じがした。
演じている俳優さんたちはすごく良かったし、魅力的に見えた。しかし、プリムがボスになぜ惹かれたのかが伝わってこなかった。プリムが一途にボスを愛していた理由の説得力がもうちょっと欲しかった。でも終わり方は爽やかで、音楽も良かった。
バズ・プーンピリヤ監督、次回作期待しています。
勝手におもち評価:★★★☆☆
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