自分ではない自分

仕事

私は人と話すのが苦手だ。初対面でも波長が合う人とは、何となくで話せるのだが、合わない人だと全く話すことが浮かんでこない。仲良くない人と当たり障りのない話は、だいたい天気の話だ。すごく苦手だ。

「今日晴れてて気持ちいいですね〜。」「そうですね〜。」天気の話題を振られて、波長が合わない人だと次の言葉が全く出てこない。頭の中フル回転しても出てこない。誰とでも何の気ない会話ができる人は、ポンポンっと次の言葉が出てきて羨ましい。私は頭真っ白になってしまう。

そんな私でも、たまーに(1年に一回あるかないか)仲良くない人に「〇〇さん、髪バッサリ切りましたよね?すごく似合ってますね。」とか次の会話が出てくることがある。内心はすごくドギマギしていて手汗をかいている。そんなことを言った瞬間、脳内では「何だ今の言葉。自分じゃない。」と思っている。すごく違和感がある。顔も引きつっているように感じるが、自分の姿は見れないので確認できない。いつもの自分じゃないぞこれは。気持ち悪いな。と思いながら、その場を取り繕う。

だから会社のビルのエレベーター待ちの時は、誰もくるな〜誰もくるな〜と念じている。知っている誰かがきそうな気配がしたら、上りだったら諦めてエレベーターを待つが、下りだったら乗るのを諦めて階段へダッシュ!ちなみに働いているフロアは11階だ。1階まで降りるのは一苦労だが、仲良くない人と話す緊張感を味わうよりかマシだ。

社会人になって20年くらい経つのに、こんなことでドギマギしてしまう自分が情けない。むしろ20代前半の時の方が喋りは達者だった。

あの頃の自分、戻ってこいやー!!!!

コメント

  1. きのこ より:

    職場にずーーーーーーっと会話ができる人がいるけど、ほんとに凄いなぁと毎回思う。
    私も同じく会話が続かない人だから。
    そもそも言葉のレパートリーが少ないのと頭の回転がものすごく悪いのと、とにかく話したくても考えが纏まらず言葉が出てこないのだ。
    ただのアホだ。
    でもね、私は思った。
    やっぱり何事も適度がいいなぁと。
    だってね、もうそろそろいいかな?と思っても会話が終わらないからだ。
    とてもとても眠たくなるのだ。
    そして寝てしまうのだ。←人間失格
    話はズレたが、ズレてるのか?
    私は会話が長くできる(適度に)、無言でも大丈夫な心許せる友人が1人でもいるならばそれで十分。
    べつに話したくないなら話さなきゃいいと思う。無理して話しても疲れるだけだし。
    顔見知りでもあまり仲良くない人がエレベーターに紛れ込んでても、私は完全シャッターアウト。
    え?わたし気づいてませんけど?が得意です。階段より楽なエレベーターをとる派です。

    • おもち おもち より:

      きのこさん、こんばんは。
      きのこさんも会話が続かないのですか?意外です。言葉のレパートリー少ないって私もです!いつも少ないレパートリーの引き出しから必死に出している感じで。
      15年くらい前に原宿の紹介でしか見てもらえない占い師に見てもらったことがあるんですけど、その人に「君、ボキャブラリー少ないでしょ。」と言われたのが今でも忘れられません。
      何気にショックでした。何なんだよそいつ。
      きのこさんの、「そして寝てしまうのだ。」に思わず吹き出してしまいました。面白いですね^_^!!
      私は完全シャッターアウトするのが不得意なんですよね。挙動不審になってしまう。
      ずーっと会話ができるのは羨ましいけど、限度がありますよね。
      いい感じに空気が読めて、ノリがいい人になれたらいいのですが。。
      でも、きのこさんの言う通り、無言でも大丈夫な心許せる友人がいればいいですよね。
      疲れることはやめようと思います。ありがとうございやす!!

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