私の友達

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私は友達が少ない。遊びの誘いを自分からしなかったり、自分が先の予定を決めてしまうと予定が近付くにつれて面倒になってしまう性格のせいか、友達が少ないし、新たな友達も出来ない。

友達ってどうやって作るんだっけ・・?本当にわからない。

色んな人と話を合わせられる人間ではないので、ちょっと話して何となくフィーリングが合わないな、と思ったら壁を作ってしまうのだ。気まずかったり、噛み合わないの空間が恐怖だ。自分がそう思っている時、相手はどう思っているのだろうかといつも思う。私の引きつっている顔、バレていないだろうか・・?

そんな自分が友達を作ろうと頑張ったことがある。

時間を巻き戻して高校生の時。私は商業高校に入学した。自分の中学から同じ商業高校に入学する人は1人もいなかった。大学に行く気はないし、高校を出たら就職する一択だった私は、自分の学力で安全パイであろう商業高校を選んで受験したのだ。

中学校は校則に厳しい学校だったので、入学式当日にスカートを短くしていこうなんで発想は微塵もなかった。しかし高校に入学してみると、しょっぱなからスカートを切っている人がいるではないか!?

えぇ〜!!なんか化粧もしてない!?自分が地味でダサくてイモだと思った。

クラスが決まり、最初あいうえお順で席に座ったのだが、ギャル風の方たち、明るい人たち、同じ中学の人たちでなんとなくグループが出来ていた。うわー自分どうしよう・・。二日くらい経っても一向に馴染めぬクラス。そんな時に席に1人で座っている女の子を見つけた。

(まだ決まった友達は居なそうだし、あの子に話しかけてみよう。)と思った。

一緒にご飯食べない?だか一緒に何かやらない?だか、忘れてしまったが勇気を出して話しかけた。

そしたらその子は戸惑いながら嬉しそうな顔で「うん!」と言ったのだ。私はあの顔を絶対に忘れない。

その子が私の友達、種田(仮名)だ。あだ名はタネ。

タネは話してみると面白くて明るい人間だった。自分は暗いのだが、すごくフィーリングが合うなと思ったのだ。そんな人を人生の中で見つけるのは奇跡に近いと思う。まぁそれはすぐ人間関係で壁を作る自分の性格のせいなのだけれど。

でもタネは陽気な性格だけれど、人見知りは人見知りなのだ。根っこの部分は自分と似ているのだろうと私は思っている。

高校卒業してから20年経つが、タネは今でもこれからもずっと友達だ。タネは私の中で唯一無二だから。タネ以上に私にしっくりくる人間はいないのだ、とか言ったらタネには重いだろうか。

お互い老婆になったら、近くに住んで生存確認し、たまにご飯食べながら一緒にドラマとか見てお喋りしたい。

私の運命の分かれ道。高校一年生の時、私が勇気を出して話しかけなかったら今頃どうなっていたかな。

あの時、勇気を出して話しかけた自分、グッジョブ!っていつも思うのだ。

コメント

  1. たね より:

    どうも。こんにちは。
    種田です。笑
    名前のセンス。まじ最高です。

    わたしは人見知り。
    そして面倒くさがり。
    そして受け身。
    そんなわたしは自分から友達を探しに行こう精神はなく、こんなわたしを選んでくれたそこの君!!にロックオンなのです。
    さらにあいうえお順で君とわたし。
    全然遠くにいたのにもかかわらず
    探して声をかけてくれたこと本当に嬉しかったし、わたしも一生忘れない。
    ありがとう、勇気を出してくれて。
    ちなみに、一緒にご飯食べない?でした。笑
    一緒にお弁当を食べました。
    おもちは陰キャでわたしは陽キャ。
    でも話していてとっても楽しかったし
    人生で初めての親友ができたと思った。
    今はコロナでなかなか会えなくなってしまったけど、久しぶりにリモ飲み(うちらも今時だね)して顔が見られて
    そして元気そうでホントに嬉しかった。またやろうね。
    もっと面白いゲームさがしといて。
    わたし面倒くさがりだから。

    もうあれから何年も立ってても
    変わらず仲良くいられることを心から嬉しく思います。
    親友っていいものだよね。
    死ぬまでずっとずっと共に歩んでいこう。お互いの安否確認は忘れずに。
    大好きだよ!おもち!

  2. たね より:

    こんにちは。タネと申します。
    1回コメント書いたのに消えてるのでもう一度トライさせていただく。
    また消えてたらもう知らんけど。
    まず名前のセンス、最高。褒めたい。

    そして私は人見知り。
    からの面倒くさがり。

    そんな私は自分から友達を探しに行こう精神はなく、近場の誰かと仲良くなっとけばいいや〜って感じだった。
    さらにあいうえお順でかけ離れてた席に座っているあなたを見つけられるはずもなく、そんな中こんな私を見つけて声をかけてくれた君にロックオンです!!!
    ちなみにご飯一緒に食べない?だったよ。ほんとに嬉しかった。
    私も一生忘れない君との思い出です。
    勇気を出してくれた君、ありがとう。

    君は陰キャ。私は陽キャ。
    合わないと思うかもしれないが、
    これがまたピッタリフィットで、
    君といる時間はいつもほんとに楽しくてあっという間だ。
    (もうお気づきだと思うが、君とゆう言葉気に入って連呼している)

    もうあれから何十年とたつが、
    今も変わらず仲良くやっていけることを誇りに思う。
    これから死ぬまでずっと一生親友。
    これは永遠に変わらないことと思う。
    それぐらい私は君が好きだ!!
    私はこーゆうことをハッキリ言えるタイプで、酔っ払ったりするとお前も言えーー!と強要するが、
    ちゃんと恥ずかしがりながらも言ってくれる君が好きだ!!
    あと私の話を聞いて涙が止まらないところも好きだ!!

    おばあちゃんになったらの生存確認。
    これは約束だぞ!
    これからもどーぞよろしくね。

    • おもち おもち より:

      タネ、ありがとう( ◠‿◠ )
      種田って仮名がひらめいてさ。いいでしょう(笑)
      君って呼ばれるのいいね。
      君が好きだ!なんてさ、青春じゃん。
      これからも陰キャで笑い泣きする私と仲良くしてください。
      生存確認もよろしくお願い!

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