40歳になってしまった

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自分が40歳になるなんて。30歳になった時も30歳になってしまったって思ったのだろうか。覚えていない。40歳になった今、「なってしまった」という感覚がすごい押し寄せている。

誕生日の二日前に母に誕生日どうする?と聞かれ、「何もしなくていい。食事もいつも通りで。ケーキもいらない。」と言った。先月の兄の誕生日で大喧嘩した。母と兄とお酒を飲んでまた喧嘩になったら嫌だ。誕生日に喧嘩は勘弁だ。

誕生日当日の金曜日、在宅勤務だったので家で仕事をしていると昼ごろ兄が帰ってきた。

突然、「めっちゃ人気のケーキ買ってきたよ!!このケーキ屋いつも行列なんだけど知ってる?」とハイテンションで話しかけてきた。

私の心の声(あのー、、うちら先月の喧嘩から一言も喋ってないよね?急に戸惑うんだけど)

私は「あ〜知らない。別にいいのに・・ありがとう」と言った。

兄「今日夕飯何時に食べるの?」

私の心の声(先月の最悪な誕生日忘れたのか?一緒に酒飲みたくないんだが)

私は心の声を押し殺し、「仕事終わったら食べるけど、お祝いしなくていいよ。普通のご飯だし。」と言ったのに、兄は「シャンパンも買ってきたからさ!19時くらい?」私「そ・・そうだね・・。」

喧嘩したくないから一緒に酒飲みたくないのに、兄は祝う気満々で怖い。本当に何を考えているのかわからない。

19時ピッタリに帰宅した兄。私は仕事が終わらず、母と兄が私の仕事が終わるのを今か今かと食卓で待たれているのが気まずかった。先に食べてていいよと言ったが、待ってるからいいよと言われた。

急いで仕事を終わらせて、母と兄と私で誕生日会?スタート。

私は絶対に喧嘩をしたくないから、酔いが回る前にお開きにしようと思っていた。

酒が進むにつれ、母と兄の声が大きくなってきた。まずいぞ。このまま酒量が増えたらまた母と兄が言い合いを始めそうだ・・。

早くケーキのロウソク消してお開きにしようと思って「ケーキ食べよう!!!」と言った。

兄がデカイ声でハッピーバースデーを歌う。兄の普段のテンションとの違いに戸惑い、(なんなんだ。この人・・怖い。)と思って素直に喜べない私。ぎこちなく火を吹き消した。

ケーキを食べ終え、「ごちそうさまでした〜!」とお開きとなり、無事に喧嘩せずに終わった。

いつも行列ができるというケーキ屋さんのケーキはとても美味しかった。

兄が私の誕生日を覚えていて用意してくれた気持ちは嬉しいが、喧嘩が始まらないようにビビりながらの誕生日だった。

疲れるから来年の誕生日は家にいないで一人で出かけようかな・・と思った。

コメント

  1. たね より:

    どうも。たねです。

    とうとう40歳になりましたね。
    お兄ちゃんの誕生日からのそれは非常に怖いですね。
    酔っ払ったら人は分かりませんから。

    ただ、それ以来話してなかったお兄ちゃんがおもちの誕生日をきっかけを利用して、話しかけようってしてたと思うと
    憎いね〜このこの〜とヒジでくいくいしたくなる衝動です!
    殺しかけられたが、やっぱり大好きな妹なんだなぁって心が温まったよ。

  2. おもち おもち より:

    どうも、たね。
    誕生日をきっかけに話しかけようとしていたのか、酔ってたからその時の記憶がないのかわからないよ。。
    酔っ払いは恐ろしいです。

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