不甲斐ない自分に嫌気が差すのは自分に期待していたからなのか？

最近、仕事でモヤモヤして眠れないことがあった。

今の会社には契約社員で気づけば14年経つのだが、出版会社の下請けとして出版会社のフロアの席に出向している形だ。

出版会社に席はあるけれど、よそ者。14年いたって周りの人は取引先の人で、「お世話になっております」なのだ。

その出版会社の人からメールで会議依頼がきた。そのメールに「特に準備するものなどはありません。現在のフローについて確認させてください。」とあったので、その通りなにも準備しないで会議に臨んだ。

始まってすぐに「それでは、現在作業していただいているフローを説明してください。」と言われた。

え？？？？？私が説明するの？？？？？何も準備してないんだけど・・・！！！

私は何も準備しなくていいと言われていたので、向こうが説明してくれるのを確認するだけと思っていたら違ったのだ。しょうがないから今あるマニュアルを見ようとマニュアルのありかを探していると、「ちゃんと説明しながら画面開いてもらえます？黙ってやられても（笑）」と言われ、余計にテンパって手が震えた。

何なの？意地悪じゃね？何も用意しなくていいって言ったじゃん！14年いるけれど、この業務はここ半年くらいに始まった作業だし、私がメインで作業している業務ではない。でも管理者は私だから把握しているのは当然ということか。それはそうかもね。当然かもね。管理者だもんね。私は無能ですよ。でもね、私たち下請けはあなたたちの三分の一？四分の一かもしれないよ？それくらいの給料しかもらっていないのですよ。やる気が全く湧いてこないような給料なのですよ。でもね、精一杯責任持って仕事していますよ。あなたたちみたいにプレゼン能力はありませんし、コミュニケーション能力ありませんし、口が達者ではありませんがね！！！！

その日の夜はモヤモヤして眠れなかった。

何とかその時間をやり過ごしたが、自分の不甲斐無さに落ち込んだ。できる人だったら、予定にないことを突然やってくれと言われても、そつなくこなすことができるのだろう。自分は出来ない。アドリブ能力皆無。

どうして落ち込むのだろう。自分はそういうの出来ない人間だって知っていたはずだろう？当然の結果じゃないか。それとも自分はもっと出来る人間だと思っていたの？くだらない。時間の無駄なだけの自問自答。

納得いかないけれど結局、口が達者な人が上に立つのだろう。