ロールケーキとかカステラとか

事務職を経験して、ずっと納得出来ないことがある。

会社にロールケーキやらカステラやら、切り分けないと配ることができないものを勝手に買ってきて、皆に喜ばれると思っている奴が嫌いだ。いや、正しく言うと、買ってきたくせに自分で切り分けて配らずに自分より下の立場の人に切り分けて配るのを任せる奴が嫌いだ。昔、スイカを買ってきた奴がいる。切り分ける人の気持ちを考えろ。

切り分けて配る役目になった人は、均等になるように考えてカットし、もし足らなくなりそうだったら自分が犠牲になって自分の分を小さくしたり、自分は食べるのを諦めたりする。

みんなに「〇〇さんからの差し入れです。」と言いながら配る。もらった人は勝手に買ってきた奴にお礼を言いにいく。そいつは「おう。みんな頑張ってるから差し入れな〜」だの、「美味しいでしょ？食べて〜」だの。自分で切り分けて配ってから言ってほしい。

大体切り分けて配る役目になるのは女性が多い。勝手に包丁使うのは女性にやらせようという脳になっている人が多いのではないか？シェフは男の人が多いのにね。家や会社の雑用は女の役目、仕事でキッチンに立つのは男の役目？ふざけるな。

20代の時、工事現場で使う材料を売っている会社で事務で働いていた。（３ヶ月で辞めたが。。）そこの会社では、事務の女性が毎朝男性職員のコーヒーを入れていて、〇〇さんは砂糖とミルクを入れて、△△さんは砂糖なしでミルク入れて・・などと男性職員それぞれのマイカップを覚え、好みの飲み方を覚えさせられた。そして、トイレ掃除は事務の女性の仕事。どんなに手が空いていても男性職員は鳴っている電話を取らない。女性に取らせて、転送させる。自分以外が担当の用件の電話には出たくないのだ。当時はそんなもんなのかな、とあまり考えなかったが、今考えるとすごく嫌な気持ちだ。

ネットで当時働いていた会社を検索してみたら、まだ実在していた。この時代でも、あの会社は男尊女卑がまかり通っているのだろうか・・・。