最近、自分はどんな人生の終わりを迎えるのだろう?とずっと考えている。
考えてもなるようにしかならないのに。
この間、健康診断で胆嚢ポリープが要精密検査になり、紹介状をもらって消化器内科を受診した。
胆嚢ポリープがあることは2年前の健康診断から指摘されていたが、胆嚢ポリープは9割良性らしく、これまで経過観察だった。しかし今年はポリープが大きくなっていたので要精密検査になったのだ。
母の付き添いで病院へ行ったり、自分の通院やらで立て続けに病院に行っている。
病院で人間観察していると、人間は一人では生きていけないことを痛感する。
見るからに弱っていて介護が必要な人、痴呆ぎみで看護師さんの言っていることも理解できていない人、高齢のためか血管が硬くなって採血の注射針がなかなか入らず何回もやり直ししていて、もう痛いから嫌だと叫んでいる人・・その人たちには付き添いの人がいる。
自分が将来そうなった時、私の隣には誰もいないだろう。
身寄りがなく保証人が立てられないから入院や老人ホームに入ることが困難になるのだろうか。
自分の意思でどうにかできる間に死にたいのだが、死に方は選べないもんな。
母は食道がん、姉は乳がんと肺がんになった。私も大腸ポリープを何個も切除しているし、おでき体質だから自分もいずれがんになるのだろうと心づもりをしている。
がん告知をされてもすんなり受け入れられる気がしているけれど、いざ告知されたら想像と現実は違うだろうか。
胆嚢ポリープは来月詳しくCTや超音波検査をして、そのまま経過観察か手術するか決まる。
健康診断の紹介状によると、胆嚢ポリープは去年7ミリだったものが今年は9ミリになっているとのこと。
大体10ミリを超えると癌になる傾向があるので、手術することが多いと言われた。
胆嚢は袋状でポリープだけを摘出することはできず、全て摘出することになる。
胆嚢を摘出して胆汁を出せなくなっても、肝臓が胆汁を作るようになるから問題無いらしい。
人体は不思議。
ポリープが悪性か良性かはある程度予測はできるが、手術で摘出したものを病理に出さないと明確にはわからないらしい。
来月詳しくCTや超音波検査をして、そのまま経過観察か手術するかになるようだ。
手術は怖いが、取ってしまっても問題無い臓器なら早いところ取ってほしいと思っているけど、どうなるだろう。
死ぬのも怖いし生きるのも怖い。
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