【30代は独身貴族で楽しく過ごしていても、40代50代で独身だと人生はキツくなるんだ】というつぶやきがtwitterで回ってきた。親の介護や私みたいに契約社員や派遣社員の人が会社から切られて、次の仕事が決まらないって感じで金銭的にキツくなるし、共に歩む相手もおらず、詰む状態のことを言うのだろうか。結局年を取っても、家族がいなくてもお金があれば満たされるんだろうな。金が欲しい。結局金が全てを解決する。
「45歳超えたあたりから独身貴族に不穏な空気が流れだす。45歳から70歳までの道のりは全くの別物」らしい。。確かにそうかもしない。そんな予感はしている。でもどうしようもないじゃない。
そうならないために今、婚活頑張らないと!!なんて思えない。そんな気は全く起きない。
そもそも何で生きているかもわからない。この世に生まれてただ今は死なずに生きている(多分)だけ。
今は生きていて辛いし面倒なことも多いけど、楽しいこともあるから生きている。楽しいことがなくなったら死ねばいいと思っている。だけど人間は複雑な生き物で、そう簡単じゃないのかもしれない。
全然関係ないけれど、以前、取引先との忘年会でその取引先のおじさんと話した時に、得意げに「女性が一人でランチに行ける店と行けない店」の違いを私に話し始めた。
そのおじさん曰く、「男性はポケットに財布を入れて手ぶらでランチに行くが、女性は必ずカバンを持っていく。そのカバンを置くために背もたれがある椅子が必要なんだ。吉野家は椅子に背もたれがない。てんやは背もたれがあるから女性でも入りやすい」とのこと。
マジでマジでくだらない。聞いててイライラしてしょうがなかった。うるせーんだよ。おっさんのお前が女を語るなよ。何もわかってねぇくせに。キモイんだよ。私は背もたれどころか椅子もない立ち食いそば屋に行くぞオラ。という心の声を押し殺して「はぁ。」と相槌を打つのが精一杯だった。私はそういう時に思ってもいないことを返すことができない。
何もわかってねぇくせに。知ったように得意げに話しやがって。「女」じゃないおじさんに、「女」のことをわかったように「女」の私に話したのだ。どういうつもり?
当事者(女)じゃないくせに、当事者の気持ちをわかった風に語るのは悪いことではないと思うのだが難しいよな。当事者じゃなくても当事者の的を得たことを語っていたら、代弁者として支持されるのだろうか。
私は夫に浮気されて離婚した。その時に夫の母親に夫の浮気を報告したら、「私は浮気されたことがないから気持ちはわからないけど・・。」と言われたのがすごく心に残っている。当事者ではないし、経験者ではないから気持ちはわからないというのが正直な気持ちなのだろう。でもその時の私は(自分の息子が浮気してその妻が傷ついてるんだから、寄り添えよ!!!精一杯想像力働かせろや!!)とめちゃくちゃ腹が立ったのを覚えている。
当事者の気持ちをわかった風に語られるのもムカつくし、当事者じゃないから気持ちはわからないと言われるのもムカつくし。何なんだろう。
人間は複雑だ。
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